オニタビラコ

日本全土のみならず世界各地に広く分布し、道端や庭の隅、荒れ地、公園、林縁などに生える2年草。全体に柔らかく細かい毛があり、茎や葉を切ると白い乳液が出る。 茎は直立して、高さ20~80cmほどになる。4~10月、茎の上部が枝分かれした先端に、径7~8mmの黄色い舌状花のみからなる頭花を咲かせる。根出葉はロゼット状につき、羽状に深裂し、葉長は8~25cm。茎の上部は葉が少なく、紫色を帯びた卵形で、上方の葉ほど小さい。名のタビラコはコオニタビラコの別名。「オニ」は通常「大型」を表すが、毛が多いことも意味する。コオニタビラコに似ていて、大きく、毛が多いので、この名がつけられた。 撮影 :宮城県大崎市古川荒谷・研究所の庭 2006.5.25
茎の上部が枝分かれした先端に沢山の花をつける
オニタビラコ 花に近づいてみると・・・