キリンソウ

北海道から九州まで広く分布し、山地や海岸の日当たりのよい乾いた岩場、砂礫地などに自生する多年草。太い根茎から、肉質の茎を叢生して、高さ5~30cmほどになる。葉は互生し、長さ2~4cm、幅1~2cmの卵形~長楕円形で、先端は丸く、葉縁に鈍い鋸歯がある。6~8月、茎の先端に平たい集散花序を出し、長さ5mmほどの披針形で鋭く尖った鮮やかな黄色の5弁花を輪状に多数咲かせる。そこから「黄輪草」の名がつけられた。 撮影 :(上)宮城県大崎市古川荒谷・研究所の庭 2006.6.6     (下)宮城県石巻市・金華山 2006.7.15
黄輪草・・・その名のとおり、鮮やかな黄色の5弁花を輪状に多数咲かせます
黄輪草・・・その名のとおり、鮮やかな黄色の5弁花を輪状に多数咲かせます
金華山のキリンソウ・・・花は終わりに近づいています
金華山のキリンソウ・・・花は終わりに近づいています