コチャルメルソウ

本州、四国、九州に分布し、湿った林内、沢沿いの斜面などに生える多年草。地下茎があり、横に這うように広がり、群落を形成することが多い。葉は2~8cmの心形で長い柄があり、浅く5裂する。両面に毛が密に生え、葉裏が赤くなることもある。3~5月、根元から高さ15~30cmほどの花茎を伸ばし、茎頂に3~7個の花を咲かせる。萼の間から出ている花弁は羽状に細かく5~9裂し、葯は上向きに開く。チャルメルの名は、銅製の木管楽器「チャルメラ」に由来する。花の形が、また、裂開した果実の形がチャルメラに似ていると言われている。 撮影 :宮城県大崎市鳴子温泉・鬼首 2006.4.22
コチャルメルソウの花 コチャルメルソウの花  おもしろい形状をしています
コチャルメルソウの花・・・おもしろい形状をしています