ヒュウガミズキ

本州(中部以西)、四国、九州に分布し、丘陵帯のやせ地に生える落葉低木。高さは1~3mになり、樹皮は灰褐色、幹は株立ち状になる。葉は薄く、長さ2.5~4cmで無毛。ゆがんだ卵形から広卵形で互生する。3~4月、葉に先立って淡黄色の花を穂のように下垂して咲かせる。花の大きさは1~2cm、花序に1~3個つく。雄しべは花弁より少し短く、葯は黄赤色。別名イヨミズキとも呼ばれる。「ミズキ」の名が付いているが、ミズキには似ていない。 撮影 :(上)宮城県大崎市古川荒谷・古川北中学校前 2006.4.12     (下)宮城県仙台市太白区・仙台市野草園 2006.4.15
古川北中学校前に植えられているヒュウガミズキ ヒュウガミズキの花
古川北中学校前に植えられているヒュウガミズキ
仙台市野草園のヒュウガミズキ
仙台市野草園のヒュウガミズキ