子ども山村留学へ
23日~25日にかけて、おおさき教育支援ボランティアネットワーク主催の
「子ども山村留学-鬼首でのびのび生活体験」が行われています。
おおさき教育支援ボランティアネットワークは、NPO法人TERAKOYAの相澤正宏氏が
代表発起人になり、今年度設立され、私もその発起人の一人になっています。
今、行われている子ども山村留学の宿泊場所は、鬼首岩入地区の元の岩入分校です。
参加者は小学1年生~5年生各1人、6年生2人の7名(男5、女2)、
そして、ボランティアで参加の高校3年生8名(男3、女5)、養護学校1年生(男1)の9名です。
今回の事業には、鬼首の市会議員後藤錦信氏には、宿泊のことや、
お世話いただく地区の方々への取り持ちや山の案内等、全面的に協力をいただいての活動です。
私は、昨日、午後5時過ぎに着きました。
調度、子供たちは、鬼首高原荘へお風呂に入りに行った所で、
残った女子高生3人が夕飯の準備中でした。
夕飯は、参加者全員で、校庭で作ったご飯に、お汁、焼肉、サラダなどでした。
7時を過ぎ、暗くなってからの夕食でしたが、とてもおいしいものでした。
夜は、ふとんに入ってからも、楽しいおしゃべりが続き、
だいぶ遅くまで起きていた子が多いようでした。
23日の暗い中での夕食
今日、私は5時30分に起き、分校前にあるトウモロコシ畑が熊にやられた場所を見に行ったり、
草花の写真を撮ったりしました。
朝食後、後藤錦信氏の案内で、自生山に登りました。
自生山は標高784mありますが、この山には、宮城県で唯一、天然杉が見られます。
私は、いろいろな草花等の話をし、また、子どもたちにお昼に天ぷらにする山菜を摘ませました。
往復2時間30分ほどかかりました。
お昼はリンドウを栽培している高橋信宏氏の所でいただきました。
お昼をいただく前に、自生山へ登った時に摘んできた山菜を天ぷらにしました。
天ぷらにしたものは、アカソ、モミジガサ、ミツバ、ヨモギ、オオバコ、サワアザミ、ミズナでした。
ごちそうになったものは、マイタケご飯、お汁、カンピョウの煮物、ナス漬などでした。
おいしい、おいしいと言って、ご飯もお汁もお代わりをする子がいました。
また、山菜の天ぷらの方も、だいぶあげたのですが、まもなくなくなってしまいました。
昼食後は、高橋信宏氏が栽培している、花の咲いているリンドウで出荷できないものを
幹を折って、良い花だけ残すという作業をしました。
1時間ほど体験をした後、売り物のリンドウをお土産にいただき、宿泊所へ向かいしました。
私たちにとってはもったいないと思うのですが・・・
熊にやられたトウモロコシ畑熊のふん
朝の風景朝食準備朝食
自生山入り口 ホオノキのお面 自生山の天然杉
自生山を歩く記念写真をパチリ
野草を天ぷらにできあがった天ぷらいただきま~す
リンドウの話をする高橋さんリンドウの摘みとり作業
私は、午後6時30分から、TERAKOYAで、2日に開催された笹舟大会の反省会があるため、
同じ発起人の斎藤善雄氏と、古川へ戻ってきました。
子供達は、夕方から岩入地区で行われるお祭りに参加する予定になっています。