島の植物観察会 第1日目
網地島の遊歩道を整備する会主催の「島の植物観察会」へ午前8時30分過ぎ、出発しました。
途中、牡鹿半島の狐崎浜周辺の植物を観察し、11時50分発の牡鹿丸で網地島へ渡りました。
船の中で「今回の観察会へ参加するのでよろしくお願いします」と挨拶をいただいたのは
はじめてお会いした寄磯小学校の千葉和俊先生。
午後1時、網地生活センターで開会式があり、主催者代表の白岩準司氏より私の紹介を兼ね
挨拶がありました。
2日間の観察会ということで、今日は網地(あじ)を中心に、明日は長渡(ふたわたし)を中心に
観察することになっていました。
さっそく、網地生活センターより網地の池の浜へ向かって観察をはじめました。
センダングサが咲きはじめたばかりでした。
センニンソウの花が目立ちます。
ノブドウ、エビヅル、エノキ、ツルウメモドキ、クコ、ミツバアケビ、ゴヨウアケビ、クマツヅラ、ハッカ、
ヨシ、シャクチリソバ、ヤマノイモ、マルバハギ、スギナ、イヌスギナ、シロバナサクラタデなどを
観察しました。
シロバナサクラタデは、大変見頃でした。
そのあと引き返し、だんご山の方面の植物の観察をしました。
トクサ、イヌドクサ、クサボタン、ミミガタテンナンショウ、ノハラアザミ、ヌルデ、ミツデカエデ、
ツリガネニンジン、オニヤブマオ、アキカラマツ、シュウメイギクなどを観察しました。
ウミネコが、タブノキの実を食べ、糞として出された果実が路上のあちこちに落ちていました。
3時30分過ぎに終了。
参加者15名ほど、メモをとる人、スケッチをする人、図鑑で見比べる人、いろいろと質問してくる人、
みんな大変熱心で、時間を忘れるほどでした。
夜は民宿マンボウプクプクで、おいしいビールをいただき、早目に寝ました。
主催者代表 シャクチリソバシロバナサクラタデ
白岩準司氏
センニンソウハッカ マルバハギ
クマツヅラ エビヅルクサボタン
ヌルデミミガタテンナンショウノカンゾウ
 ツリガネニンジン ノハラアザミ ウミネコの糞から出てきたタブノキの種子