網地島の梅、まだ咲き始め
7時20分鮎川発の「はやぶさ」に乗船、網地島に行ってきました。
「網地島研究所」を立ち上げている斎藤藤夫氏に、植林のため枯れた松等の木が伐採されている
「長土路」の現場を案内していただきました。
現場では切り倒されたマツの木が積み重ねられ、その他の樹木等の整備が進められていました。
ここではタブノキは間引き状態になっており、クロマツのみの植林をするのではと思われました。
また、長土路の隣の浜に近い所は、現在木を切る作業中でした。
長土路の以前水田だった所は、耕作しなくなって20年以上も経ているため、直径20cmにもなる
ようなハンノキの林状態となった所やヨシ原の状態、また、ノイバラなどが多く見られ、藪状態と
なっている所もありました。
所によっては、常に水が入り込むためか、一面セリで覆われているような場所もあり、土手だった
所にはヤブカンゾウの大群落も見られました。
ヤブカンゾウは芽が伸び、20cm以上になるものもみられました。
私の家のものはまだ1cmほどしか伸びていませんので、いくら島が暖かいといっても、これには
驚きました。
ヤブカンゾウの芽は今年の初物ということで、10分ほど斎藤さんと摘みました。
民家の所を通ったら、梅の蕾がかなりふくらみ、5輪ほど咲いていました。
梅の方は私の家のものも咲いているので、島とほとんど変わりありません。
植物の種類によって、芽出しや開花に大きな差があるのはどうしてでしょうか。
不思議です。
長土路の植林のための伐採現場
整備作業
長く伸び出たヤブカンゾウ 開花しはじめたウメ