「ヤマトシジミもみつかった!!」 自然探検倶楽部
曇りで、時々ポツポツ雨も降る中、今年も、少年教室「自然探検倶楽部」で
「川の生き物を調べよう!!」という行事がありました。
古川荒谷の斗瑩稲荷神社の近くの川(化女沼から水が来ている)で、
はじめ、私の方から「みんなの住んでいる所の川とどこが違うかな」という問いに
「きれいだ」「コンクリートでできていない」「水がよごれていない」「ドジョウやカエルなどがいる」
などの答えが返ってきました。
カワニナが目に入ったので取り上げ、昔から、ここには沢山のヘイケボタルがいたこと、
幼虫はカワニナを餌としていること、ヘイケボタルは昔よりずっと少なくなったことなどを
話して聞かせました。
少なくなった理由を聞いた所、農薬のことや、昔より川がよごれたことなどの答えが返ってきました。
その後は、どんな生き物がいるのだろうということで、思い思いに、川に網を入れました。
メダカ、ドジョウ、ギンブナ、モツゴ、タニシ、カワニナ、オタマジャクシ、アメリカザリガニ、
トウキョウダルマガエルなどが捕れました。
中に1個だけ、ヤマトシジミを見つけた子がいました。
この頃は、ほとんど見られなくなった二枚貝です。
1時間ほどで、斗瑩稲荷神社境内にもどり、木陰で、丸まんまのトマトと、1本ままのキュウリを
味噌をつけて食べました。
キュウリやトマトは、けっこう好き嫌いがあるものですが、みんなが食べるのを見て、
嫌いな子もけっこう食べるようになるものです。
キュウリを3本も食べる子もいました。
次に、田尻川に移動し、そこでは川に入って魚とりに興じました。
そこでは、スナヤツメ、アブラハヤ、ハヤ、ギバチ、ウシガエルのおたまじゃくし、ヤゴなども
新たに捕れました。
メダカ  タニシ アメリカザリガニ
ア メ ン ボ ギバチギンブナとヤマトシジミ