イタチハギ
北アメリカ・メキシコ原産の落葉低木で、大正時代に治山樹種として渡来し、砂防用、護岸用などに用いられ、全国の崩壊地や川原に野生化した帰化植物。樹高1~5mほどになるが、直立する力は弱い。樹皮は灰褐色。葉は羽状複葉で互生し、小葉は長さ2~3.5cmの長楕円形または卵状長楕円形で、5~10対。奇数になることもある。葉の表面は灰緑色で腺点があり、裏面は淡緑色。5~6月、枝先に長さ6~20cmほどの穂状花序を数個直立させ、長さ8mmほどの黒紫色の花を多数つける。 撮影 :宮城県大崎市古川・江合川 2006.6.2 | |
イタチハギの花・・・穂状花序を直立させる | 花に近づいてみると・・・ |