コンロンソウ
北海道から九州に分布し、山地の沢沿いなどの湿った場所に生える多年草。高さ30~70cmになり、茎は直立し、上部でやや分岐する。葉は5~7枚で互生し、3~7cmほどの長楕円状披針形で、先がとがり、鋸歯がある。葉の表、裏ともに毛がある。4~7月、茎の上部に白色で、径0.7~1cmの4弁花を咲かせる。花の白さを「中国の崑崙山に降り積もる白い雪」に見立てて名付けられたといわれている。 撮影 :(左)宮城県大崎市古川荒谷・研究所の庭 2006.5.5 (右)宮城県登米市東和町米川・若草稲荷神社 2006.5.13 | |