トモエソウ
北海道、本州、四国、九州、朝鮮等に分布し、山の草地に生える多年草。宮城県では不忘山、加護坊山、田束山など、各地に広く見られる。茎は直立して枝分かれし、4つの稜があり、高さ50~100cmにもなる。葉は全縁で、透かして見ると明るい細かい点があり、対生で、葉柄がなく、茎を抱く。7月から8月にかけて、枝の頂上に大きな黄色い花をつける。5個の花弁は、左右不同で巴(ともえ)形をしている。多数の雄しべは5つの束になっている。中央の子房には1本の花柱があり、頂端部が5つに分かれ、それぞれその先端に柱頭がある。 撮影 :宮城県大崎市古川荒谷・研究所の庭 2006.7.12 | |
トモエソウ | 花に近づいてみると・・・ |