シュウカイドウ
シュウカイドウの葉を見て・・・
シュウカイドウは、中国南部から東南アジアの原産で、観賞用に栽培されている
球根のある多年生草本です。
10年ほど前、シュウカイドウを、いつもといってもよいほど、湿っている状態の軒下に
2株ほど植えたのですが、環境が良いのか、困ってしまうほど増えに増え、草取りの時に
大半は引き抜いてしまいます。(ほしい方があればよいのですが)
それもそのはず、シュウカイドウは、茎の上の葉腋に小さい無性芽を沢山つけ、
それが地に落ちて、新植物体となって繁殖するからです。
葉は互生しますが、葉身の形がゆがんだハート形。
葉柄と葉身の付け根の部分は、上から見ると、どの葉も赤色のマークがあります。
秋になると茎の上部に、雌雄別の淡紅色の花をつけます。
がく片は2枚、花弁も2枚、雌花は子房下位、3つの翼状のりょうがあります。
雌花と雄花 雌花 雄花