地区子供会で鳴子の潟沼~中山へ
私の住んでいる地区の子供会で、植物の指導をしてほしいという依頼がありました。
私の孫も入っています。
子供たちが興味を示す場所ということや、親子で参加、
中には小学校に入る前の子供も一緒という家庭もあり、
ゆったり歩くことができ、安全面でもあまり心配のない潟沼を選びました。
あいさつのあと、潟沼がどうしてできたかや、昔、硫黄を採掘していたこと、
沼の水が強酸性であるため、魚などが住むことができず、セスジユスリカの幼虫が
住んでいることなどを説明し、動植物の観察に入りました。
ノリウツギの花が特に目立ちました。
酸性の湿潤地に生えるヤマタヌキラン、また、ユオウゴケもあちこちで見られました。
子供の中にはバッタを捕まえる子もいました。
昼前に観察を終了、午後は、中山の上野さんの所のブルーベリー畑へ行きました。
その実を摘み、その後、そのそばに積み重ねてあるバークの中のカブト虫を沢山掘り出しました。
子供たちはそれぞれ虫かごなどに入れ、帰路につきました。
久しぶりに晴れた中での活動で、子供たちも大満足したのではと思いました。
潟沼に着いて潟沼のほとりにある食堂
ユオウゴケヤマタヌキラン ノリウツギ
ヤシャブシ ツルアジサイバッタ
ネジバナ硫黄の吹き出し口ブルーベリー
ブルーベリー畑カブトムシ掘り出てきたカブトムシ