一泊二日で金華山に行ってきました (1日目)
宮城植物の会の下見で金華山に行きました。
今回の観察会の当番幹事は、杉山さん、菅野さん、境さんと私の4名です。
鮎川まで自家用車で行き、早目の昼食を取り、11時40分発の船に乗り、金華山へ行きました。
鮎川へ向かう途中はどしゃ降りの雨となりましたが、船に乗る時には霧雨程度になっていました。
船から降り、今日の宿泊地である黄金山神社社務所へ寄り、荷物等を部屋に置いてから
下見に出かけました。
午後1時前、社務所を出発し、頂上に向かいました。
雨はずっと降り続いたままでしたが、あまり苦にならない程度の雨だったので
コウモリ傘をさして歩きました。
今日は、頂上から二ノ御殿へ行き、そこからホテル前を通り、宿へもどりました。
メモを取り、写真を撮りながら歩いたこともあり、所要時間は4時間以上かかってしまいました。
雨の日で気温も高いこともあり、ヤマビルにもやられてしまいました。
【金華山の植物(その1)】
キンカアザミ ニガイチゴ タニタデ ヤマヒル
ミゾホオズキ クマノミズキキンカアザミ
サンショウ ベニバナヤマシャクヤクレモンエゴマ
ヒトリシズカエゾウラジロハナヒリノキ ギンラン
船から見る金華山金華山島の桟橋金華山島の船着場
金華山は牡鹿半島の山鳥渡と金華山瀬戸をはさんで、東南約1kmの会場に浮かぶ小島で 東西3.4km、南北5.4km、面積960haの島です。 山頂は、海抜444.9mで、小島としては海抜高度が高く、かなり険しい地形となっています。 気候は温暖で、鹿や猿が棲息し、離島の海抜高度が高いということもあり、 貴重な植物の種類も豊富です。 島の周囲は大部分が海崖を形成し、海岸から海抜50m位までは アカマツ、クロマツの林が広がっており、イヌシデ林も見られます。 それより海抜200mほどまでは、モミ林が広く見られ、それより頂上まではブナ林が見られます。 これらの林全体には、ニホンジカが生息しています。 そのため、ニホンジカに食べられる植物が大きな影響を受け 特にニホンジカの影響が強い所では、ススキやシバ草原が成立しています。 |