オオイヌノフグリ
ヨーロッパ原産の帰化植物で、日本全土の路傍や畑の畦道などに普通に見られる2年草。種子は秋に発芽し、冬を越して翌年の春に鮮やかな瑠璃色の花を沢山つける。花の直径は1cmほどで、花弁は4枚、2本の雄しべも目立つ。葉は茎の下部では対生、上部では互生し、長さ0.7~1.8cm、幅0.6~1.5cmの卵状広楕円形で鋸歯がある。草丈10~30cmとなる。オオイヌノフグリという名前は、大きな「イヌノフグリ」という意味で、同じ仲間の在来種といわれている「イヌノフグリ」に比べて大きいのでこの名がある。フグリとは陰嚢の古い言い方で、果実の形が犬の陰嚢に似ていることに由来している。 撮影 : 宮城県古川市小野嵐山・研究所の畑 2006.3.11 | |
瑠璃色の可愛らしい花 | 広い範囲で、沢山見られます |
近づいてみると、葉も美しい・・・ |