網地島の遊歩道を整備する会より、
「網地島の地域資源再発見研修会(野生植物編)」という研修会の講師の依頼を受け、
9月9日~10日の2日間網地島に行ってきます。
受講対象者は、網地島の遊歩道を整備する会・あじ朗志組・あじ島冒険楽校・
一般の方々等ということです。
今回の研修会開催理由に次のようなことが書かれています。
宮城県の牡鹿半島先端に位置し,観光地として有名な金華山の反対にあるのが「網地島」です。
観光客として訪れる人は少なく,夏の一時期に「網地白浜」が観光客で賑わう程度です。
離島航路の維持のためには,観光客を呼び込んでいかなければなりません。
しかし,我々はただ島に来てもらうだけではなく,島の自然を愛する人に来てもらおうと考えております。島には,やまゆりをはじめとして,様々な草花が咲き誇り,また,温暖な気候ゆえ,タブの木が多く,それを餌として育つアオスジアゲハが飛び交っております。廃れゆく島を励ましてくれているようです。こういった豊かな自然もきちんと伝える方法がなければ,伝わらないと思い,今回の研修会を開催いたします。
講師として今から35年前に,網地島の網長中学校に赴任され,
「網地島の植物誌~島民の生活と植物~」をまとめられた高橋和吉先生こと「長靴先生」を招き,島の住民や島外の野生植物を愛する方々を集めて,植物観察会を行いながら,「網地島の地域資源再発見研修会(野生植物編)」を開催します。
この活動を通じて,将来,「網地島の遊歩道マップ」作りを進め,
豊かな自然を求めて島を訪れる方々の役に立つようにしていきたいと考えております。
これにより,著しい人口流失に悩み,高齢者ばかりが住む網地島を
少しでも元気付けていきたいと思います。 |
では、網地島に行ってきます。報告は月曜日にいたします。