秋探し・園外保育のお手伝い
長岡幼稚園で、化女沼の古代の里で、園外保育が
ありました。
いただいた実施計画のねらいは、
・秋の自然物を友達と探したり、自然物を使って
遊んだりする。
・自然の変化に気付き、友達と共感する。
の2つでした。 園長先生の話
私は園児と遊歩道で秋探しのお手伝いということでした。
朝に下見をしたのですが、きのこが見つからないので、今回はきのこ探しは除外しました。
園児との遊びを大きく5つすることにしました。
(1)ドングリ拾い
(2)ヨモギをもんで、においをかぐ
(3)エノコログサ(ネコジャラシ)で、にぎにぎをして遊ぶ
(4)穴のあいた葉や形の変わった葉の中で、顔や動物と似た葉を探す
(5)ひっつき虫(衣服にくっつく種子)探しと、どうしてくっつくのかの観察
<通称、くっつく種子はバカと言っている>
午前10時20分より11時20分の活動でしたが、園児は5つのどの活動にも大喜びで取り組んで
くれました。
(1)のドングリ拾いでは、発根したドングリを見つけた子がいたので、拾い終ったところで、発根した
ドングリを見せながら「これなんだろう」という発問からはじまり、「家へドングリを植える」ということに
大きく発展しました。
(2)のヨモギについてきくと、ヨモギについてはけっこう知っていて、ヨモギだんご、ヨモギのお茶、
餅に入れる(草餅)など、いろいろと答えてくれました。
「葉をもんでにおいをかいで」と話すと「いいにおい」「もんだ指もいいにおい」・・・ヨモギのにおい、
忘れないでほしいですね。
(3)のエノコログサの穂で、にぎにぎがうまくできる子と、強くにぎってしまい、うまくできない子が
いました。
力の入れようなどを工夫させて遊ぶ、よい材料だなと思いました。
(4)では、子どもの感覚は巾が広く、葉を2枚組み合わせる子や、葉の沢山ついたヘクソカズラを
持ってきてヘビと見たてたり、予想以上のものでした。
(5)では、草原を歩き、ズボンにっくっついたキンミズヒキやノブキ、チヂミザサの種子を観察しながら、なぜくっつくのか話し合いました。
子どもたち、「ねばねばする」「とげになっている」など、どんどん答えてくれました。
長岡幼稚園の園児、明るく、伸び伸びと育っているなと感じました。
長岡小学校長と兼務の佐藤正博園長さんとも、しばらくぶりでお話ができ、うれしかったです。
佐々木清子副園長さんはじめ、先生方、お世話になりました。
ドングリ拾い ひっつき虫がいっぱい
にぎにぎ遊びおもしろい葉だね