田代島の四季・花マップ 春・夏・秋・冬編

田代島の四季・花マップ 春・夏・秋・冬編(PDF)

宮城県内各地の植物を四季ごとにまとめた「四季・花マップ」を作りました。 親子での植物観察や、過疎化・高齢化地域の活性化などに役立てていただければ幸いです。 ダウンロードしてお使いください。

※この「田代島の四季・花マップ 春・夏・秋・冬編」は、社会福祉法人宮城県共同募金会助成事業の助成を受けて作製されました。

田代島とは

田代島(石巻市)は、牡鹿半島の西側に位置し、石巻市の中心から南南東約20kmの所にあります。島は東西約1.5km、南北3km程で、その形は北が狭く、南が広い、「ひょうたん」のような形をしています。 す。

島の集落

集落は、大きく2つに分かれ、大泊(おおどまり)と仁斗田(にとだ)があります。

島の人口

島の人口は、昭和35年当時は1、000人を超えていましたが、過疎化現象が進み、現在は約100人ほどで、高齢化が進んでいます。

気候

温暖で、寒暖の差が少なく、厳冬の期間でも、月平均気温が0°C以下になることがありません。雪が降っても2〜3日で解けてしまいます。

常緑樹・シダ植物の多い島

常緑樹のタブノキ、トべラ、ヒサカキなどが多く、また、シダ植物の宝庫で、田代島を北限とするシダや、県内では田代島だけに自生するという種類もあります。

観察コース

仁斗田(にとだ)から稲田跡、あずまやを通り、一周して仁斗田にもどるコース、仁斗田にもどらずに大泊(おおどまり)に行くコース、大泊からニ鬼城燈台へ行き、引き返すコースなどがあります。いずれも様々な樹木や草花が豊富に見られます。貴重な植物(特にシダ植物)が多いため、自生地の場所は示しておりません。